松本山雅、今季J2昇格の可能性が消滅 J3で16位低迷…クラブが声明で謝罪「深くお詫び申しあげます」

アウェー鹿児島戦でまさかの逆転負け
松本山雅FCは11月2日、J3リーグ第34節で鹿児島ユナイテッドFCと対戦し、2-3で敗れた。この試合の結果により、今季J2昇格の可能性が消滅。クラブが声明でサポーターに向けて謝罪と今後への決意を表明した。
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鹿児島戦では前半42分にMF村越凱光が先制ゴールを奪い、後半8分にはMF滝裕太が追加点を決めて2-0と試合を優位に進めた。しかし、後半29分に1点を返されると同42分にも失点を重ね、同アディショナルタイム9分に逆転ゴールを喫し、まさかの敗戦で5連敗となった。
松本山雅の小澤修一社長は公式リリースで「皆様のご期待とは程遠い結果となってしまい、目標を達成できませんでしたことを、ここに深くお詫び申しあげます」と謝罪。今季については、早川知伸監督のもとで攻守に主体性を持ったスタイルを目指したが、勝負どころで勝ち点を取りきれず、成績に結びつかなかったと総括した。
また、開幕前の降雪による練習環境の制約、負傷者の続出、試合延期などの困難にも触れたうえで「もっと良い判断、アプローチができたのではないか」と反省を綴った。
一方で、育成組織から昇格した若手選手の躍動には一定の手応えを示し、「育成の成果と未来への希望が見られた」と強調。さらに事業面では3期連続赤字からの脱却を目指し黒字化に向けた取り組みを続けているなか、ホームスタジアムでの開催困難という新たな課題にも直面していると明かした。
そして最後に「残り試合の中で挑戦し続ける姿を表現することが未来へ繋がると信じている」とまとめ、残りの試合を全力で戦い抜く姿勢を見せると約束した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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