上田綺世の2ゴール「素晴らしいこと」…ファン・ペルシー監督の要求に現地注目「満足していない」

フェイエノールトの上田綺世【写真:ANP Photo/アフロ】
フェイエノールトの上田綺世【写真:ANP Photo/アフロ】

ファン・ペルシー監督は3ゴールに満足せず

 オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世は現地時間11月1日のエールディヴィジ第11節FCフォレンダム戦に先発出場し、2得点を決めて3-1の勝利を導いた。リーグ戦11試合で13得点に到達したストライカーについて、ロビン・ファン・ペルシー監督が米スポーツ専門局「ESPN」にて、「今日の鋭い上田なら5点は決めていた」とあえて厳しいコメントを残した。

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 上田は前半19分にジヴァイロ・リードの折り返しから右足のボレーで先制点をマーク。さらに2-1で迎えた後半44分にはセットプレーから打点の高い豪快なヘディングシュートを決めた。今季4試合目の複数得点で通算13得点。2位に5点差をつけて得点ランキングトップを独走している。

 そのなかで、オランダメディア「VI」では、ファン・ペルシーが上田について話した場面にフォーカス。ファン・ペルシー監督は攻撃を牽引する上田について「2得点は彼にとってもチームにとっても素晴らしいこと」と絶賛したうえで、「今日のように鋭い上田なら5点を決めていた」とあえて厳しいコメントも残していた。

「わざわざ本人に伝えることではない。彼自身も分かっているだろう。(上田のポジショニングは)素晴らしかったが、5、6回の決定機があったのならストライカーとして2得点では満足できない。得失点差は最終的に勝ち点1以上の価値にもなりうる。そういう意味では3-1の勝利には満足していない。もっと多くの得点を取る必要があった」

 指揮官から上田に対する期待の表れでもあるだろう。現役時代にプレミアリーグで2度の得点王を獲得するなど世界屈指の点取り屋として活躍したファン・ペルシー監督は日本代表FWへさらなる得点量産を要求していた。

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