髪の毛にメガネ…名将にそっくりの“フクロウ” U-17W杯のマスコット「BOMA」が発表

過去大会ではネイマールやソンもプレー、未来のスターがカタールの地に集結
カタールで現地時間11月3日から27日にかけて開催されるFIFA U-17ワールドカップ(W杯)の公式マスコットが発表された。初の48チーム制に拡大される大会のマスコットとして、砂漠のフクロウ「BOMA(ボーマ)」が登場。FIFA公式サイトは、BOMAが「未来のスター選手の育成において、重要でありながらも見落とされがちなフットボールスカウトの役割を表現している」と伝えている。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
マスコットの名前「BOMA」はアラビア語でフクロウを意味すると同時に、伝説的なセルビア人監督ヴェリボル・ボラ・ミルティノビッチ氏への「ユニークな賛辞」でもあると紹介されている。ミルティノビッチ氏は、1986年から2002年にかけて5大会連続で異なる5つの代表チームをW杯本大会に導いた名将。その後、指導者やスカウトとしてカタールサッカー発展に多大な貢献を果たした。
カタールが世界のサッカー界で地位を向上させた背景に、ミルティノビッチ氏の功績がある。同氏は2009年にカタールへ移住して以来、コンサルタントやメンターとして熱心にサポートしてきた。名門アスパイア・アカデミーのアドバイザー兼アンバサダーとしても尽力。このアカデミーは、AFCアジアカップ連覇や北中米W杯の出場権を獲得したカタール代表の選手たちを輩出している。
BOMAは、ミルティノビッチ氏のように「賢明で経験豊富なキャラクターが際立っている」。豊かな髪と目立つメガネといった外見を持ち、「次世代の選手を発掘し、育成するための鋭い目」で未来のスーパースターを探し出す。才能ある若手が世界の舞台で羽ばたく今大会に「ふさわしい象徴」であり、あらゆる環境で才能を探すスカウトの専門知識や先見性へのオマージュとなっている。
過去の同大会は、多くのスター選手を輩出する登竜門となってきた。ジャンルイジ・ブッフォン、ルイス・フィーゴ、アンドレス・イニエスタ、ネイマール、ロナウジーニョ、ソン・フンミンといったレジェンドたちが、この大会で世界の舞台へのデビューを飾っている。今大会はドーハの最先端施設アスパイア・ゾーンにて、ファミリーフレンドリーな雰囲気のなかで開催される予定だ。




















