24歳日本人がチームの中心に ドイツ名門から先制弾…地元紙が絶賛「常に厄介な存在」

ダルムシュタットの秋山裕紀【写真:picture alliance/アフロ】
ダルムシュタットの秋山裕紀【写真:picture alliance/アフロ】

秋山裕紀がシャルケ戦でゴールを決めた

 ドイツ2部ダルムシュタットは現地時間10月29日、DFBポカール2回戦でシャルケと対戦し、4-0で勝利した。この試合で日本人MF秋山裕紀が先制ゴールを決めるなど出色のパフォーマンスで3回戦進出に大きく貢献した。

【注目】「ちょっと見てみようかの」久保竜彦も熱視線! WOWOW独占生中継「UEFAチャンピオンズリーグ2025-26」の視聴はこちら

 現在24歳の秋山は、2019年に前橋育英高校からアルビレックス新潟に入団。新潟で頭角を表していたなか、7月にダルムシュタットへの期限付き移籍が決定し、開幕からスタメン出場。シャルケ戦では前半23分に右サイドのクロスをうまくトラップしてシュートを放つ。1度は相手DFに防がれたが、こぼれ球を拾って再び左足シュートを放ち、先制ゴールを決めた。チームメートも秋山を囲んでゴールを喜んだ。

 ダルムシュタットはその後3点を追加して4-0で快勝。ダルムシュタットの地元メディア「echo online」では秋山について「相手にとって常に厄介な存在」と称賛。ドイツ紙「ビルト」では、「カウンターから秋山が約13メートルからの低いシュートで決め、ダルムシュタットに先制点をもたらした」と伝えられた。

 秋山はこの試合のゴールで今季2ゴール目。欧州初挑戦でスタメンを勝ち取った24歳のさらなる活躍に注目したい。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング