悲願のW杯8強へ「状況は変わる」 元主将が持論…森保Jが到達できる好条件「準備ができている」

ロサンゼルス・ギャラクシーの吉田麻也【写真:ロイター】
ロサンゼルス・ギャラクシーの吉田麻也【写真:ロイター】

吉田麻也が現在の日本代表について言及した

 アメリカ・メジャーリーグ・サッカー(MLS)のLAギャラクシーに所属するDF吉田麻也が国際サッカー連盟(FIFA)のインタビューに応じ、現在の日本代表について自身の考えを語っている。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 日本は10月14日に行われた国際親善試合でブラジル代表と対戦し、逆転で3-2の勝利を収めた。これまで代表通算126試合に出場し、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)では日本代表のキャプテンを務めていた吉田は、「これまで100試合以上、日本代表でプレーしてきましたが、疑いなくブラジルは最強のチームでした。日本が勝ったことが信じられません。もちろんブラジルは以前ほど強くないかもしれませんが、それでも彼らはブラジルです。3失点を受け入れるようなチームではありません。新しい選手や最終ラインでテストをしていたし、GKもそうだったかもしれませんが、日本にも負傷している選手がいました。素晴らしい試合でした。日本は試合をコントロールする手段を身に着けつつあります。今、最も人気のあるチームの1つだと思いますし、ヨーロッパの国々も日本と親善試合をしたいと思っているでしょう」と、世界的に評価も高まっている可能性に触れた。

 これまで日本代表の最高成績はベスト16進出となっている。来年の北中米W杯で、日本がどこまで行けると吉田は見ているのか。「とてもポジティブなことは、日本がポット2に入れそうなことです」と、グループ分けで大きなメリットを得られる可能性について触れた。

「前回、僕たちはポット4でした。何とかポット3に入りたいと思っていたのですが、できなくてスペインとドイツとグループステージで戦うこととなりました。今回、ポット2に入れたことで状況は変わるでしょう」

 そして史上初のベスト8進出については「準備ができていると思います」と言い「選手たちがメンタル面で準備ができていると感じます。ほとんどの選手たちは、前回のW杯でプレーしていますし、さらにヨーロッパやチャンピオンズリーグでさまざまな経験を積んでいます。すべてのチームに良い時と悪い時があるでしょう。ブラジルも、カルロ・アンチェロッティ監督が就任して、残りの8か月で完全に別のチームになりえる可能性があります」と、現時点では準備ができていると感じている日本も油断すべきではないとの考えを示している。

 現在、アメリカでプレーしている吉田の経験は、森保ジャパンが必要とする情報を多く持っているはず。3度、W杯の舞台にもたっているDFは、その経験をきっと還元してくれるはずだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング