元アーセナル10番が33歳で新監督に就任 ”ガラスの天才”が古巣で挑戦「運命を感じる」

33歳の元イングランド代表が初の常勤監督職に挑戦
イングランド3部ルートン・タウンFCは10月13日、元イングランド代表MFジャック・ウィルシャー氏がトップチームの新監督に就任したと正式に発表した。アシスタントコーチには元代表DFクリス・パウエル氏が就任する。
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現在33歳のウィルシャー氏はルートンの下部組織でサッカーキャリアをスタートさせ、アーセナルに活躍の場を移した。トップチームで公式戦197試合に出場し、巧みなボールコントロールと創造性でファンを魅了した。その後ウェストハム・ユナイテッド、ボーンマス、デンマークのオーフスGFでプレーし、イングランド代表として34試合に出場した実績を持つ。
現役引退後はアーセナル・アカデミーでコーチを務め、昨季終盤にはノリッジ・シティの暫定監督として2試合の指揮を執った。今回、自身のキャリアの原点でもあるルートンでトップチームで初めて指揮を執ることが決まった。
ウィルシャー氏はクラブを通じ、「ルートン・タウンの監督に任命されたことは大変光栄。8歳の時に初めてこのクラブに来たので、まるで人生が一周したように感じている。ここでクラブを導く機会を得られたことに心から感謝している」とコメント。「ルートンのファンが誇りに思えるチームをつくりたい。仕事は今日から始まる」と意気込みを語り、11位からの上位浮上を目指す。
クラブのギャリー・スイートCEOは「ジャックの情熱、知性、そして現代的なアプローチはクラブの価値観に完全に一致している。若い指導者にチャンスを与える我々の理念を体現する存在」と期待を寄せた。ウィルシャー新監督は、10月15日にホームのキーニルワース・ロードで行われるスカイ・ベット・リーグ1のマンスフィールド・タウン戦で初陣を迎える。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















