恐喝容疑のベンゼマが“被害者”の元同僚を非難 「話をでっち上げるのはやめるべき」
事件発覚で代表追放、昨夏のEURO出場も逃す 「僕は気が狂うよ」
レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマは、2015年10月にリヨンMFマテュー・ヴァルブエナが映ったセックステープを巡る脅迫事件に関与したとして、恐喝容疑で逮捕・起訴された。その影響でフランス代表からも追放されているが、地元紙のインタビューで「ヴァルブエナが嘘をついている」「気が狂う」と元同僚に対する非難のメッセージを送っている。
一連の事件の影響で母国開催だった2016年の欧州選手権(EURO)出場の夢も失ったベンゼマ。現在も調査は継続中で一貫して身の潔白を主張してきたが、フランスサッカー連盟は事件が完全に片付くまではベンゼマを招集しないと発表していた。
レアルのジネディーヌ・ジダン監督もベンゼマの代表復帰をプッシュ。さらにアトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンも、ベンゼマのカムバックを熱望している。同胞からの支持を集めているが、被害者とされるヴァルブエナは「(ベンゼマが)僕を騙そうとしていた」という証言を崩そうとはしていない。
事件発覚から1年半が経過。ベンゼマはフランス紙「レキップ」に対し、あらためて元同僚に抗議のメッセージを送っている。
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