モナコのヒュッター監督が解任濃厚か

　日本代表MF南野拓実が所属のフランス1部モナコは、アドルフ・ヒュッター監督を解任する方針を固めたという。その時期や後任についても報じられている。

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　移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ記者は、モナコが「後任監督の選定をスタートした」として、「ヒュッター監督はインターナショナル・マッチウィークの間に解任される可能性がある」とした。

　フランスの大手紙「レキップ」もヒュッター監督の解任でモナコのクラブ内が一致したとしたうえで、「後任については順調に進んでいるとのこと。複数の情報筋から名前が挙がり、内部にも支持者がいると言われているエディン・テルジッチ氏の可能性がある。42歳のドイツ系クロアチア人のテルジッチ氏は、ボルシア・ドルトムントをUEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝に導き、前年にはブンデスリーガで2位に輝いた」と、有力候補の具体的な名前を報じた。

　一方で「ほかにもいくつかの道筋が並行して模索されている」として、一本化されるには至ってないとしている。フランスリーグの名門モナコの混迷は、監督交代によって落ち着くことになるのだろうか。