移籍後7戦4G4A「並大抵なものじゃない」 代表OBも脱帽…「すごいとしか言いようがない」

【専門家の目|太田宏介】堂安律が開幕から好調を維持
ドイツ1部フランクフルトは現地時間9月27日、ブンデスリーガ第5節でボルシアMGと対戦し6-4の勝利を収めた。フランクフルトの日本代表MF堂安律は2アシストを記録したなか、移籍1年目から活躍している点について、元日本代表DF太田宏介氏は「本当に並大抵なものじゃない」と言及している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
◇ ◇ ◇
前半15分、右サイドからのFKでキッカーを務めた堂安は、鋭いボールをゴール前に入れる。跳ね返りを再びボールを受けた堂安は左足でグラウンダーのクロスを入れると、これをFWアンスナー・グナウフがゴールに押し込みアシストした。さらに前半39分にも左サイドから堂安が折り返しのクロスを入れると、MFファレス・チャイビがゴール奪った。
太田氏は「この夏で移籍した日本人の中で即座にフィットして、かつ結果も残して、点も取れるしアシストもできるし、代表の序列的にも上がってきてるじゃないですか。伊東純也のところも今多分、堂安律の方がハマってるなって。すごいですね、着実にステップアップしてるのが本当にすごいです」と、脱帽していた。
堂安はこの試合で2アシストを記録し、カップ戦を含めるとフランクフルト移籍後から公式戦7試合4ゴール4アシストと圧倒的な数字を残し、1年目ながらチームを牽引している。
「(移籍に関して)チームのスタイルと合うか合わないかって、多分めちゃくちゃ精査しただろうし、いいチームに行ったなっていうところと、本当に合ってるなって思う。今7試合4ゴール4アシストなんで、すごいなとしか言いようがない。1試合に1得点は必ず関与してますもんね」
フライブルクでは1年目7ゴール7アシスト、2年目9ゴール7アシスト、3年目10ゴール9アシストと毎シーズンコンスタントに数字を残しており、フランクフルトではすでにキャリアハイを狙えるペースで来ている。
「仕掛けたりチャンスメイクの部分がすごかったところから、自分でも点取れるようにもなってきて、より相手のペナルティエリア内でいい形で持てるシーンも増えてきて、左足がさらに脅威になってますよね。左右空いたスペースへの走り出しであったり、うまく相手の穴、ポケット取るのもうまい。セットプレーも任されてて、チームからの信頼っていうところも非常に高いものを感じます。毎回思いますけど、みんなほんとすごいなって。フランクフルトだとこれまで乾、長谷部さんとかがプレーして、いろんなプレッシャーや期待があるなかで、期待通りに結果を残すのは本当に並大抵なものじゃないと思うんで。シーズン通して怪我なくこのまま暴れてほしいなと思いますし、ここからどういうキャリアを歩んでいくのか、W杯がいい時期にありますね」と感嘆しつつ、W杯イヤーの今季にどこまでの成績を残すのか注目していた。


















