中村敬斗が復帰

　日本サッカー協会は10月2日、都内で記者会見を開き、10月に行う国際親善試合の2試合に向けた日本代表メンバー27名を発表した。北中米ワールドカップ（W杯）まで1年を切ったなか、南米の強豪であるパラグアイとブラジルを迎える重要な強化の場となる10月シリーズのメンバーに、フランス2部スタッド・ランスのMF中村敬斗が復帰した。

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　2025-26シーズンの序盤、所属するスタッド・ランスでも公式戦に出場していなかった中村は、9月のアメリカ遠征では招集外となっていた。今回、イングランド1部ブライトンのMF三笘薫が招集を見送られたなか、9月21日の第6節サンテティエンヌ戦から戦列に戻り、リーグ戦3試合に先発出場していた中村は復帰を果たした。

　ファン・サポーターからはSNSで「代表復帰おめでとう」「復帰きた！」「戻ってきただけで嬉びよ」「復帰ありがとうポイチ」「久々の代表復帰で注目」と、喜ぶ声が寄せられた。また、クラブが2部リーグに降格したことで招集されるかにも注目されていたが、「代表では絶対に必要な選手だし、そもそもリーグ・ドゥにいるのがおかしいレベルの選手」と、個の力に太鼓判を押す声もあった。三笘が不在で左サイドでの起用も有力視されるが、「この感じだとブラジル戦の左は中村敬斗」と、5度のW杯優勝を誇る強豪との試合での起用を後押しする声もあった。