テネリフェ柴崎が移籍後初めて得点に絡む活躍 昇格プレーオフ圏内を目指すなか手痛いドロー

正確なスルーパスで柴崎が先制点をお膳立て

 テネリフェのMF柴崎岳は現地時間13日に行われたリーガ・エスパニョーラ2部第38節ウエスカ戦に3戦連続で先発出場。試合序盤に正確なスルーパスを通し、味方の先制ゴールをお膳立てした。試合は終了間際の失点で2-2のドローに終わった。

 ここ2試合連続でスタメンフル出場を果たした柴崎は、昇格プレーオフ圏内を目指すチーム内にあって安定したプレーを見せるなど戦力として完全に馴染み、この日はトップ下でキックオフの笛を聞いた。

 前半3分、いきなり試合が動いた。ハーフラインやや右辺りでボールを持った柴崎のパスに抜け出たFWロサーノが右サイドを突破し、45度の位置から思い切り良くシュートを放つ。相手GKはクロスを警戒していたのか反応が遅れるとニアサイドを破り、幸先良く1-0と先制した。

 スペイン移籍後初めて得点に絡んだ柴崎は、ゲームメークだけでなく1対1の守備でも積極的な寄せを仕掛けるなど、攻守に献身的な動きを見せた。すると同24分、ロングボールに対して左サイドにポジショニングしたロサーノが高く保った最終ライン裏を抜け出し、最後は落ち着いてGKとの1対1を決めて2-0と追加点を奪った。

 

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