レスターの“魔術師”が強豪クラブへの移籍希望 バルサやマルセイユも候補ながら「本命」は…

今季33試合で6得点4アシストのMFマフレズ、ロンドン勢から高い人気

 レスター・シティのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズは今季終了後にプレミアリーグの強豪クラブへの移籍を望んでいるようだ。英紙「テレグラフ」が報じている。

 昨季プレミアリーグ初優勝に大きく貢献したマフレズには多くのビッグクラブからの関心が伝えられ、一時アーセナル移籍合意報道もなされたが、前監督のクラウディオ・ラニエリ氏の説得を受けて最終的には残留を決断していた。

 主力の慰留に全力を尽くしていたイタリア人指揮官は、選手たちに「もう1年残ってほしい」と要求。マフレズはその言葉通りに今季もレスターの一員としてプレーした。

 前監督への忠義を貫いたレフティーは、今夏こそステップアップを果たすことになりそうだ。記事では「リヤド・マフレズはレスターが約束を守ると期待している」とし、本人も移籍を希望していると報じている。

 獲得を狙うクラブとしてスペインの強豪バルセロナ、日本代表DF酒井宏樹の所属するマルセイユの名前が挙がっているが、マフレズはプレミアリーグでプレーを続けることを希望。とりわけロンドン勢からの人気は高く、サイドの補強を目論むアーセナルとトットナムが興味を示し、チェルシーもブラジル代表MFウィリアンを放出した場合には獲得レースに参戦する可能性があるという。

 今季は33試合で6得点4アシストと37試合で17得点10アシストを記録した昨季に比べれば物足りない結果に終わったが、いまだ人気銘柄であることに変わりはないようだ。レスターはマフレズの市場価値を3000万ポンド(約44億円)と見定めているという。

 “魔術師”の異名を持つ26歳は、この夏に念願のステップアップを果たすことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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