G大阪が済州に0-2で敗れ、H組最下位で無念のACL終戦 遠藤「自分たちに甘い部分がある」

攻勢を強めるもゴールを奪えず

 後半に入ってからもG大阪は攻撃的な姿勢を継続したが、なかなかゴールが生まれず。同16分には左サイドからのクロスに好調のU-20日本代表MF堂安律がヘディングで合わせたがわずかに枠外。カウンターから決定的なピンチも招いたが、GK東口順昭のファインセーブ連発に救われた。

 しかし同21分、何度となくピンチを招いていたカウンターでついに陥落。G大阪のCKから逆襲を受けると左サイドからカットインしてきたMFファン・イルスに右足シュートを決められて0-2となった。これで、残り時間で5点が必要という絶望的な状況に追い込まれた。

 その後もG大阪は集中力を失うことなくプレーを続けたが、済州ゴールを割ることはできず。0-2で敗戦し、グループ最下位での敗退が決定した。一方の済州はこの勝利で勝ち点を10に伸ばし、グループ2位での決勝トーナメント進出が決まった。

 2年連続最下位での敗退に、フル出場のMF遠藤保仁は「負けてしまったので非常に悔しい。相手の1本のチャンスを前半に決められてリズムを崩してしまった。またこの舞台に戻ってこられるようにリーグ戦を頑張りたい。まだまだ自分たちに甘い部分があるので、それを見つめ直したい」と振り返った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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