熾烈なプレミア「トップ4争い」の行方 来季CL出場権を逃す脱落者はどこに? 鍵を握るのは…

20季連続CL出場へ危機的状況のアーセナル

 そして絶体絶命の危機に瀕しているのが、33試合消化で勝ち点60のアーセナルだ。最も多くの試合数を残し次節に5位ユナイテッド、最終節には7位エバートンと、楽ではない相手を残す。

 さらにアーセナルを苦しめるのが、異常なまでの過密日程だ。次節ユナイテッド戦から16日のサンダーランド戦まで中2日の4連戦。19シーズン連続でCL出場権を維持してきた名将アーセン・ベンゲル監督だが、これを失えば解任への動きが加速する可能性もあり、就任21年目で最大の正念場を迎えている。

 対戦カードと日程を踏まえると、よほどのアクシデントがない限り、このままリバプールとシティがトップ4で終える可能性が高い。一方で、熾烈な戦いの鍵を握る存在となりえるのが、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンだ。リバプールとユナイテッド、アーセナルがサウサンプトンとの試合を残しており、彼らがリーグ最終盤で番狂わせを演じれば、トップ4争いに波乱を巻き起こすことになるかもしれない。

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【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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