高丘陽平は日本人で初めてMLSのオールスターに出場した

　日本人GKが大舞台で技術の高さを見せつけた。アメリカ・メジャーリーグサッカーのオールスターに日本人選手として初めて選出されたバンクーバー・ホワイトキャップスのGK高丘陽平がキックで魅せた。

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　試合前日に行われたスキルズチャレンジで、高丘はMLSオールスターズの一員としてクロスバー当てチャレンジに登場。メキシコリーグのオールスターチームであるMXオールスターズとの対戦で、最終キッカーを務めた。すると距離のある位置から放たれた高丘のキックは、正確にクロスバーを叩き、チームを勝利に導くことになった。

　さらにこのキックによって、クロスバー当てチャレンジだけではなく、2022年以来となるスキルズチャレンジ全体の勝利もMLSオールスターズにもたらすことに。スタンドの観客も大盛り上がりで、日本人GKに拍手を送った。

　MLSは公式「X」で、名前を「Takoaka」とミススペルされたものの、クロスバー当ての動画を公開。SNSのファンも「素晴らしい」「MLSチーム大盛り上がり　よく当てた！」「俺たちのTAKAOKA」と賛辞を送った。

　翌日のオールスターでは後半16分から途中出場し、好セーブでチームの3-1の勝利に貢献した。MLSに高丘ありを印象付ける2日間になった。