久保建英がスペインの仲間に「紹介した」Jリーガー 「何番だ?」…集結して観戦、興奮した凱旋

久保建英と山田康太は長年の友人
スペイン1部レアル・ソシエダは7月25日、ジャパンツアーの第2戦でJ1・横浜FCと対戦し、2−1で勝利した。先発出場した日本代表MF久保建英は前半45分間プレー。敵チームの“友人”とピッチ上での再会は叶わなかったが、Jリーガーを「チームメイトに紹介した」と明かした。
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地元・神奈川への凱旋。先発メンバーに名を連ねた久保はPKを誘発する決定的なパスを出すなど攻撃のリズムを生み出した。右サイドから積極的なドリブルで仕掛け、ニアサイドへの強烈なボレーシュートも放った。
「コンディションも上がってきたので良かった。1本決めたかったですけど、ボレーの方は相手GKがすごく良かったかな、と」
前半で交代した久保。2-1で白星を飾った後は左手にユニフォームを持って、ピッチへと入っていった。センターサークル付近へ近付き、ユニフォームを差し出した相手は横浜FCのFW山田康太。年代別代表や2018年の横浜F・マリノスで共闘した友人だ。昨年ガンバ大阪に所属していた山田とは2年連続での対戦。だが、昨年は山田が負傷もあり、出場せず。この日は山田が後半途中からピッチに立ったことで、友人と“ニアミス”が成立。2年連続でのユニフォーム交換は互いに刺激を受けたまた違った形になった。
「顔馴染みの選手とプレーできるのはすごく感慨深いものがあったな、と」
ハーフタイムに下がった久保はチームメイトと試合を見守った。敵チームの山田が出場すると周囲に話したのは「僕の友達が出ているよ!」。仲間からは「何番だ、何番だ?」と聞かれた。「1つのアトラクションじゃないですけど、みんなで観戦して。(横浜FCの)ゴールを決めたのが山田選手だと思ったんですけど『あ、違う違う』みたいなね。そんなことを言っていました」。2人の間に絆があった瞬間だった。
「懐かしかったですね。体の向きを変えながらパスを出すとか。懐かしいなあ、と。早く彼にも代表に来てほしいなと思います」
友人と他愛もない会話を交わし、新たな感情になったジャパンツアー。ここから久保のシーズンが始まる。




















