J2長崎、MF名倉巧が長期離脱 体内に悪性腫瘍が判明…闘病を公表「絶対にまた戻ります」

クラブが公式発表
J2のV・ファーレン長崎が7月23日、MF名倉巧が悪性腫瘍の治療のため、長期離脱することを発表した。6月20日に体調不良を訴え、諫早市の病院で受診。その後、東京都内の医療機関での精密検査で悪性腫瘍が判明した。
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クラブによると、名倉は現在自宅で療養しており、今後は化学療法を実施予定。治療に専念するためチームを離れ、復帰時期は未定となっている。クラブは「名倉選手は大切なV・ファーレン長崎の一員。J1昇格という目標を共に目指す仲間」とし、サポート体制を整えている。
現在27歳の名倉は國學院大學久我山高校から2017年にFC琉球に加入し、翌18年から長崎へ完全移籍。22年にはベガルタ仙台に期限付き移籍をし、23年から長崎に復帰していた。
今回の発表に際し、名倉はコメントを発表。「当たり前にあった幸せな日常を奪われ、不安と恐怖の日常に変わってしまいましたが、僕は1人じゃないと感じられています」「この病気に必ず打ち勝ち、絶対にピーススタジアムのピッチに戻ると誓います」と力強く決意を表明した。
名倉のコメント全文は以下のとおり。
「リリースにもあった通り、身体に悪性腫瘍が見つかり一時戦線を離脱することになりました。このような形でチームとして大事な時期に長期離脱することになってしまい、悔しい気持ちと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
6月20日に、悪性腫瘍の可能性が高いと言われ、その日から緊急入院し、旭人社長のおかげで今は東京の病院で治療を受けることができています。当たり前にあった幸せな日常を奪われ、不安と恐怖の日常に変わってしまいましたが、僕の周りにはこんなにもたくさんの最高の仲間がいて、家族がいて、僕を支えてくれる人のおかげで1人じゃないと強く感じることができています。
この病気に必ず打ち勝ち、絶対にピーススタジアムのピッチに戻ると誓います。険しい道のりで復帰まで少し長くかかるかもしれないですが、またピーススタジアムに戻る日まで待っていてください。絶対に、元気な姿でまた戻ります。病室から観る長崎の試合は熱くて、パワーをもらえて、できれば自分も一緒に戦いたいと思ってしまうくらい輝いているけど、今はそれぞれの場所でお互いに頑張っていけたらいいなと思っています。
この病気を治して復帰することで、同じ病で苦しんでる人だったり、不安を抱えている人に少しでも希望を与えることができると思っています。そういう意味でも絶対に完治させて復帰できるように頑張ります。必ず乗り越える」
(FOOTBALL ZONE編集部)





















