トッテナムが佐野に関心か

　ドイツ1部マインツに所属する日本代表MF佐野海舟は、今夏の移籍市場でイングランド1部トッテナムへの移籍が報じられている。英メディア「Caught Offside」は、「佐野海舟は素晴らしい選択肢になる」という見出しを打ち、この移籍を後押ししている。

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　昨夏の移籍市場で鹿島アントラーズからマインツに加入した佐野は、2024-25シーズンに公式戦36試合に出場して、ブンデスリーガ6位に躍進したクラブの中心的な存在として中盤で躍動した。その活躍ぶりで評価を高め、日本代表復帰も果たした佐野だが、川崎フロンターレからDF高井幸大を獲得したトッテナムが獲得に乗り出しているという。

　記事では「彼らはクオリティの高い中盤の選手を必要としている」として、「佐野はスパーズへの移籍に興味があるかもしれない。イングランドへ移籍する機会は24歳にとってエキサイティングなものだろう。彼はプレミアリーグで自分を証明したいと思うだろう。ブンデスリーガでは能力の高さを示しており、イングランドでもできるだけのクオリティを示している。トッテナムは魅力的な行き先だ」と、伝えた。

　そして佐野にとって魅力的な要因として、「UEFAチャンピオンズリーグへの出場権を持っており、クオリティの高い選手がいる。トーマス・フランクというクオリティの高い監督も得た。デンマーク人監督は、24歳の日本人スターの最高の能力を引き出せるかもしれない。彼はキャリアのピークに入るところで、サッカー選手としてより成長ができて、トロフィーを狙う戦いのできる場所へ行くべきだ。トッテナムへの移籍は、大きなステップアップとなる」と、説明している。

　実際に正式なオファーが届けば、佐野がトッテナム移籍を選択する可能性は十分にあり得そうだが、今夏の移籍市場でステップアップ移籍が実現することとなるだろうか。