日本が示した「Jリーグのプライド」 韓国下してE-1完全優勝…森保監督がW杯へ「選手選考難しくなる」

日本がE-1選手権2連覇
日本代表は7月15日、EAFF E-1サッカー選手権の最終戦で開催国の韓国代表と対戦し、1-0で勝利して優勝を勝ち取った。森保一監督は「選手たちが素晴らしかった」と話した。
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森保一監督は第2戦の中国戦からDF望月ヘンリー海輝をのぞく10人を入れ替えた。GKに大迫敬介を起用して招集26選手全員が出場となったほか、残りの9人は初戦のホンコン・チャイナ戦と同じ選手たちが並んだ。得失点差で優位に立つ日本は勝利または引き分けで優勝が決まる状況だった。
日本は前半8分に左サイドからMF相馬勇紀が右足で柔らかいクロスを入れると、中央で競ったFW垣田裕暉の背後に入り込んできたFWジャーメイン良が左足ボレーでうまく合わせて先制した。
後半に入ると韓国の攻撃を日本が5バックで耐える時間が長くなった。森保監督はラスト15分でDF植田直通とMF宇野禅斗を送り込み、左ストッパーからウイングバックにシフトしたDF古賀太陽と望月を含む高さと強さを持ち合わせた5バックに変更。意地を見せる韓国を振り切って1点差の勝利をもぎ取り、3連勝でのタイトルを獲得した。
試合を終え森保監督は「本当に難しい、厳しい戦いを選手たちが毎日成長していく、今の自分より今のチームよりチャレンジして成長しようというのを、この試合も随所に見せてくれました。選手たちが素晴らしかったと思います」とコメント。今後の海外組と合わせた選手選考について「非常に難しい選択になるなと思いました。選手たちが国内組、やれると見せてくれた、選手層の厚さを見せてくれたと思います。国内組のプライド、Jリーグのプライドを見せてくれたと思います」と話した。
日本は前回の自国開催だった2022年大会からの連覇を達成し、2013年大会と合わせ通算3回目の優勝。3連勝で頂点に立ったのは、日本代表史上で初となった。森保監督は「これから世界に向けて挑みます。また共闘してもらえればと思います」とサポーターに呼び掛けていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















