フランス名手が“契約”に感涙「こっちまで泣く」 出場停止18か月経て…所属先決定の瞬間が「感動的」

ポグバはモナコ加入が決定
ドーピング規則違反で18か月間の出場停止処分を受けていた元フランス代表MFポール・ポグバはフランス1部ASモナコ加入が決まった。契約書にサインする際には涙を見せる一幕もあった。
ポグバは2022年夏にイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドを退団し、古巣であるイタリア1部ユベントスに復帰した。しかし、2023-24シーズンのセリエA開幕戦後に受けたドーピング検査で陽性となり、2024年2月にイタリアの反ドーピング裁決機関から4年間の出場停止処分を下された。その後、ポグバはスポーツ仲裁裁判所に提訴し、処分は18か月に短縮されたが、同年11月にユベントスと契約解除していた。
今年3月からすでにプレー可能になっていたものの、新天地は決まっていなかった。そうしたなかで現地時間6月28日、モナコがポグバの加入を発表。契約は2年間で、日本代表MF南野拓実とチームメートとなる。フランス代表としてワールドカップ制覇も貢献しているポグバだが、母国フランスのトップリーグでプレーするのはこれがキャリア初となる。
クラブ公式Xではポグバはモナコが契約書にサインする様子の動画を公開。苦難を乗り越えてようやくの復帰の第一歩に感極まったポグバは涙を見せていた。ファンからも「またプレーが見れて嬉しい」「応援したくなる」「感動的」「ありがとうモナコ」「こっちまで泣くわ」「拓実との共演がホンマに楽しみ」と応援のコメントが多く寄せられていた。
長い空白期間はあったが、まだ32歳と決して老け込む年齢ではない。世界最高のMFとも称された時代のパフォーマンスをモナコで取り戻すことはできるだろうか。
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