背番号10・KUBO「僕も買いたいぐらい」 久保建英、初エースナンバーに本音吐露「争奪戦になるんじゃ」

久保はオーストラリア戦でA代表10番デビュー
日本代表MF久保建英が6月9日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選インドネシア戦に向けて取材対応した。前節のオーストラリア戦(0-1)では途中出場し、背番号10デビュー。ホームでは「KUBO」のネーム入りがお披露目される見通しで「嬉しかったという本音もこぼしつつ。僕もね買いたいぐらい」と気持ちを明かした。
【PR】ABEMA de DAZN、日本代表選手の注目試合を毎節2試合無料生中継!
今シリーズは10番のMF堂安律が招集見送りとなった中で、“空き番”となったエースナンバーを誰が背負うのか注目が集まった。そしてオーストラリア戦、パースの地に立った背番号10は久保だった。「特に背番号でプレーしてるわけじゃないんで、僕はあれですけど、上手い選手がつける番号なんで嬉しくはありますね」と話していた24歳。改めてこの日、反響を問われると本音を明かした。
「まだね(アウェーでのユニフォームは)名前入りじゃないんで、今回たぶん(ホームでKUBOの)名前入ると思うんで、それ次第(の反響)じゃないですかね。でも、何人かから連絡来ました。言ったように、背番号でプレーするわけじゃないんですけど、まあちょっとね、嬉しかったっていう本音もこぼしつつ、あとはどうなるかという感じですね。まあ僕もね、(10番KUBOユニを)買いたいぐらいなんで(笑)。多分ね、何枚しかもらえないと思うんで、そこは争奪戦になるんじゃないですかね。(対戦相手からも)そう(争奪戦になって)なってくれたら嬉しいです」
久保が思う「背番号10」とは。2023年に堂安が背負い、20番を付けることになった際にも「10番が無理だったんで。他の番号ならどうでも良かった」と話していた。あれから約2年が経ち、10番はやはり特別な番号だ。
「僕サッカーうまい人が好きだったんで、今も昔も変わらないですけど。それこそね、メッシ選手だったり、ロナウジーニョ選手、ジダン選手、うまい人はみんな10番つけている。一番サッカーうまいみたいなイメージが勝手に僕の中にあったので、ミニゲームとかでもね、10番のビブスつけるだけで子供たちも気分が上がったりするぐらいですし、一番うまい選手がつける番号なんじゃないかなと思います」
大阪で披露される「10 KUBO」。その瞬間を待ち望んでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)