ジェラードが若手選手のスタンドプレーに苦言 「C・ロナウドに憧れすぎ」発言の真意とは?

2月から古巣ユースチームのコーチを務め、選手たちのプレーぶりに懸念抱く

 元イングランド代表でリバプールのレジェンドとして知られるスティーブン・ジェラードは昨年11月の現役引退を経て、今年2月から古巣のユースチームのコーチを務めている。英公共放送「BBC」に現在の心境を語ったが、若手選手が「あまりにクリスティアーノ・ロナウドに憧れすぎている」と苦言を呈したという。その発言の真意とは――。

 ジェラードはリバプールか米メジャーリーグサッカーのLAギャラクシーを経て、昨年限りで引退。その後の去就が注目されていたなか、相思相愛のリバプールで指導者としてのキャリアを歩み始めている。まだ指導を始めて数カ月であるが、クラブ関係者からは「スティーブンがアカデミー育成に加入して以来、自分たちに貴重な経験と知識、若手選手には素晴らしいアドバイスや指導を行っています」と、その指導力を絶賛している。

 ただジェラードはクラブのレジェンドとしては気になる点を見つけたという。「アカデミー全体から“スタンドプレー”のメンタリティーを感じる」としたジェラードは、若き将来を担う選手たちのプレーぶりに懸念を抱いている。

「多くの子供たちが目立ちたいがために10個のアメをなめたり、クライフターンをしなければならないと考えているようだ。もちろん僕らはスキルと才能について愛しているが、試合に関しては別の部分が多くのことを占める」

 

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