ウズベキスタンが史上初のW杯へ! 8度目挑戦で歓喜の涙…カタールら強豪を押し退けてグループ2位以内を確定

DFフサノフら新世代が台頭
ウズベキスタン代表は現地時間6月5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でUAE代表と敵地で対戦し、0-0で引き分けた。この結果によりグループ2位以上が確定し、悲願のW杯初出場が決まった。
2位のウズベキスタンは、3位のUAEとアウェーで直接対決。引き分け以上で本大会行きが決まる一戦は、ホームチームが攻め込む展開となったが、イングランド1部マンチェスター・シティでプレーするDFアブドゥコディル・フサノフを中心とした守備陣が無失点に抑えた。
予選初参加となった1998年のフランス大会予選から今回が8度目の参加。グループAではイラン、カタール、UAEら強豪国と同居したなか、強固な守備を武器に悲願の初出場を決めた。試合後にはウズベキスタンの選手たちがピッチで歓喜の輪を作って祝福。選手たちの目には涙も浮かんだ。
ウズベキスタンは2023年のU-20アジアカップで、フサノフらを擁して優勝。今年4月に行われたU-17アジアカップでも、決勝戦で開催国のサウジアラビアを下して優勝を果たすなど、近年はユース世代の台頭が著しく、トップチームも成長を遂げていた。
初のW杯行きを掴んだウズベキスタン。北中米の地でどのような活躍を見せるのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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