ソシエダが“事業価値”で世界4位 年間成長率35%…レアルに次ぐビジネス成功に現地注目「まさに模範」

事業価値は約864億円
日本代表MF久保建英の所属するスペイン1部レアル・ソシエダは、今夏の移籍市場で主力の流出が報じられている。イマノル・アルグアシル監督、ロベルト・オラベSDが退任して大きな節目を迎えているクラブだが、事業価値は高く評価されているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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記事によれば、スペイン1部レアル・マドリードはビジネス面でも最も価値のあるクラブとされ、事業評価額は62億7800万ユーロ(1兆258億円)という評価を受けたという。プレミアリーグのマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドを抑えての数字であり、2016年からの価値を2倍以上にした。
そうしたレポートのなかで、レアル・ソシエダは「前向きな驚きをもたらしており、持続可能なモデルとして確立されていることが示された」という。その年間成長率は35%になり、事業価値は5億2900万ユーロ(約864億円)であり世界ランキングでも4位となった。
さらに「2014-15シーズン以降、レアル・マドリードに次いで累積純利益を上げて黒字となっている唯一のクラブであり、同期間では選手契約において6600万ユーロ(約108億円)を計上して、移籍の収支ではトップのクラブとなっている」として「まさに模範となるべき」と評価している。
今夏は転換期を迎えているクラブだが、約10年にわたってのビジネス面での高い評価を得たなかで、どのような動きを見せるか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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