バイエルン戦で先制点と決勝点演出のロイス 完全復活に独メディア絶賛「絶対的なリーダー」

ロイスは長期離脱から復帰後に4試合連続ゴール、デンベレのゴールの起点に

 ドルトムントは現地時間26日にDFBポカール準決勝でバイエルン・ミュンヘンと対戦し、激しい点の取り合いの末に3-2で逆転勝利を収めた。史上初の4季連続決勝進出で、2012年以来のタイトル獲得まであと一歩と迫っている。この試合で先制点を決め、決勝ゴールも演出したドイツ代表MFマルコ・ロイスは独メディアから「絶対的なリーダー」と大絶賛されている。

 ロイスは前半19分、MFゲレイロのシュートのこぼれ球を押し込んで試合の均衡を破るゴールを決めた。バイエルンGKウルライヒが必死のセーブでシュートコースを変え、その背後をDFラームがカバーしたが、右ポストを叩いたボールは幸運にも走り込んだロイスの元に転がり、楽々ゴールに押し込んだ。これで長期離脱から復帰後、4試合連続ゴールと好調を維持している。

 前半の内に逆転を許したドルトムントだったが、後半24分にデンベレのクロスからFWオーバメヤンがヘディングシュートを決めて試合を降り出しに戻すと、その5分後の後半29分にはロイスを起点としたカウンターからデンベレが決勝点を奪い、3-2で勝利。日本代表MF香川真司はベンチ入りしたが、出番はなかった。

 独紙「ルール・ナハリヒテン」は選手採点(1が最高、6が最低)で、攻撃を牽引したロイスにデンベレ、好セーブを見せた守護神GKビュルキと並ぶトップタイの1.5点と高評価を与えた。寸評では負傷者続出で満身創痍のチームを支えるリーダーとしての資質が絶賛されている。

 

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