浦和の情報戦…鈴木彩艶から「インテルのことを聞きました」 警戒すべきイタリア代表

西川周作が鈴木彩艶からの”情報収集”に言及【写真:徳原隆元】
西川周作が鈴木彩艶からの”情報収集”に言及【写真:徳原隆元】

西川周作「今は名古屋にいる山中選手。彼のような左足を持っていると」

 欧州は多くのリーグがシーズンオフとなり、日本人選手も続々と帰国している。イタリア1部パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶も、その一人。5月28日には古巣である浦和レッズのJ1リーグ第22節セレッソ大阪戦の観戦に訪れていた。

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 この試合では浦和の元日本代表GK西川周作と、C大阪のGK福井光輝の両GKが好セーブを見せたこともあり、試合はスコアレスドローに終わった。試合後のミックスゾーンで、西川は鈴木と会ったと言い、「インテルのことをちょっと聞きました」と、来るクラブワールドカップで対戦することが決まっている相手の情報を仕入れたことを明かした。

 西川が「イタリアで戦ったなかで、どこが強かった?」と聞いたところ、鈴木は「ナポリが優勝したけれど、インテルが強かった」と答えたという。そして、具体的なポイントとして、「彼(鈴木)が言っていたのは、サイドの選手。左利きの選手のクロスの質を聞いた。GKが出る出ないというより、本当に速い。日本で言うと浦和にもいて、今は名古屋にいる山中(亮輔)選手。彼のような左足を持っているという話は聞きました」と、パルマ戦に出場していたイタリア代表DFフェデリコ・ディ・マルコへの警戒を強めていた。

 さらに西川は「あとは(体重が)100キロに行ったと聞いたのですが、またゴツくなっていましたね。元気そうで良かったです」と言い、かつてのチームメイトが試合を見に来ることについては、「彩艶も見に来てくれましたし、明本(考浩)も、(大畑)歩夢も来てくれて。海外で違う空気を吸って頑張っている選手たちが、レッズのことを気にかけてくれるのは嬉しいですし、僕も鈴木彩艶に会ってパワーをもらったので、また頑張りたいと思います」と、刺激を受けていた。

(河合 拓 / Taku Kawai)

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