マインツ佐野のプレーに脚光

　ドイツ1部のマインツは現地時間5月4日、ブンデスリーガ第32節でフランクフルトと対戦し1-1のドローに終わった。この試合でマインツMF佐野海舟が見せた驚異的なボール奪取にブンデスリーガ公式も注目している。

　24歳の佐野は今季よりJ1鹿島アントラーズからマインツへ移籍。移籍1年目ながら開幕戦のスタメンに名を連ねると、直近の第32節まで全てに先発出場。さらに第4節から29試合連続でフル出場するなど、上位争いをするチームに欠かせない存在となっている。

　そんな佐野は1-1のドローに終わったフランクフルト戦でもフル出場。終了間際にはボール奪取からチャンス演出まで1人でやってのけるプレーを見せた。それ以外でも、特徴であるボール奪取を幾度となく発揮。ブンデスリーガ公式X（旧ツイッター）が「驚異的なボール奪取能力で喝采を浴びた佐野海舟」と綴り、佐野が相手のチャンスの場面でスライディングをしてパスカットするシーンや、カウンターを受けたピンチの場面であっさりと対面勝利したワンシーンを公開した。

　ファンからは「最高だな」「刈りまくり、カットしまくり、最強のフィルター」「日本ですげー！と思いながら見てたことを、ブンデスでもやる男」「バケモンすぎる」「もう見慣れてきたな」とコメントが寄せられ、佐野の活躍ぶりに注目が集まっていた。