ロナウドも涙…川崎を認めた名将「レベルに驚きはなかった」 まさかの敗戦を招いたミスに嘆き

ステファノ・ピオリ監督も川崎の実力を認めた【写真:ロイター】
ステファノ・ピオリ監督も川崎の実力を認めた【写真:ロイター】

アル・ナスルのステファノ・ピオリ監督「選手たちのパフォーマンスには驚いた」

 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の準決勝が現地時間4月30日に行われ、川崎フロンターレがサウジアラビアのアル・ナスルに3-2で勝利。初のアジア王者に向けて決勝へ進出した。敗れたアル・ナスルのステファノ・ピオリ監督は「相手のレベルは驚きではなく、選手たちのパフォーマンスに驚いた」とミスから敗戦を招く結果になったと試合を振り返った。

 試合は開始10分に川崎がFW伊藤達哉のゴールで先制。アル・ナスルもセネガル代表FWサディオ・マネのゴールで追いつくも、同41分に川崎がFW大関友翔の得点で勝ち越した。後半31分にはMF家長昭博がダメ押しの3点目をゲット。アル・ナスルのさらなる反撃は終盤の1点にとどまり、3-2で川崎が接戦をものにした。

 ピオリ監督は試合後、「相手のレベルに驚きはなかった」と川崎の実力を認めたうえで、「選手たちのパフォーマンスには驚いた。ミスを川崎の選手たちに突かれた」とミスが敗戦を招く結果になったと嘆いた。

 さらに、指揮官は「悲しみや批判、失望することも理解できるが、これがフットボール。責任は全て私にある」と続けた。敗戦後に涙を見せたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやマネ、元クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチなど経験豊富なタレントを揃えながらまさかの準決勝敗退に指揮官は責任を強く感じていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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