天津権健オーナー、コスタ獲得話は継続中と告白 6月中国市場に備え週給9100万円の厚遇準備

年俸換算47億円の破格サラリー、チェルシー時代の4倍以上に

 チェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタに再び中国移籍の可能性が持ち上がっている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」はファビオ・カンナバーロ監督が率いる中国1部天津権健が6月19日の中国移籍市場再オープンに備えて獲得の準備を進めているという。

 天津権健は今年1月の移籍マーケットでもコスタ獲得に動き、失敗に終わっていた。しかし同クラブのオーナー、シュウ・ユーフイ氏はコスタ獲得に向けた話は継続中であると認めている。

 中国の移籍市場は2月いっぱいで一度閉幕。シーズン途中の6月19日に再びオープンし、7月14日の約1ヶ月間に新たな選手獲得が可能となる。

 レポートによれば、天津権健はコスタに破格のサラリーを用意。その金額は手取りで週給65万ポンド(約9100万円)、年俸換算で約47億円という厚待遇となりそうだ。これが実現すれば現在のチェルシーで受け取る週給15万ポンド(約2100万円)から4倍以上に跳ね上がる。

 今季、元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトやベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルといった実力者を獲得した天津権健だが、リーグ戦5試合を終えて7位に沈んでいる。チームのさらなる改革に向け、荒々しさと決定力を備えるストライカーの獲得を熱望している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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