マンUには「名脇役が必要」 黄金期を知るOBが“第二のパク・チソン”に指名した選手とは

リンガードが結んだ新契約に対するサポーターの批判に、G・ネビル氏が反論

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWジェシー・リンガードは、クラブと新たに週給10万ポンド(約1400万円)の4年契約を結んだ。サポーターからはスーパースターとは呼べない若手への高給に批判が集まっているなか、“赤い悪魔”のレジェンドは韓国人の名黒子役を目指すように檄を飛ばしている。

 

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 ライアン・ギグス氏とともにシンガポールを訪問中のユナイテッドOBで元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は、地元紙「トゥデー」のインタビューを受け、下部組織出身のリンガードとの再契約について口を開いた。

「彼への批判は不公平だと思う。彼はすごく活躍している。ユナイテッドにとっての二度のカップ戦決勝(昨季FA杯と今季リーグ杯)でゴールも決めている。監督が彼に契約を与えるかどうか決めるんだ。7歳からクラブに所属している選手としては、信じられないような達成だと思う」

 ギグス氏とともにユナイテッドの下部組織出身でクラブの黄金時代を支えたネビル氏も、名将アレックス・ファーガソン元監督の愛称にちなみ「ファギーの雛鳥」と呼ばれた。そうした生え抜きの伝統を継承するリンガードとの新たな契約を、ネビル氏は支持している。

「彼はジョゼ・モウリーニョとユナイテッドにとっていい仕事をしている。全ての試合で全力を尽くすし、クラブも愛している。彼は契約に完全にふさわしいと思う」と語る一方、リンガードがスーパースターにはなれないと認めている。

 

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