森保監督、出場機会ない選手を起用した理由 前日会見で説明「満足できないと思うが」
インドネシア戦で菅原由勢が結果「非常に満足ですし、嬉しいシーンだった」
日本代表は現地時間11月18日、翌日に控えた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア予選の中国戦の前日会見を実施した。森保一監督とキャプテンの遠藤航(リバプール)が出席。最終予選で出番のなかったDF菅原由勢が結果を残したことについて、森保監督は「非常に満足ですし、嬉しいシーンだった」、遠藤は「キャプテンとしても誇らしい」と言及している。
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日本は15日にはインドネシアと対戦し4-0の快勝し、最終予選5試合で4勝1分で勝ち点13でグループCの首位に立っている。19日には連続でのアウェー戦に挑むなか、インドネシア戦では、9月、10月シリーズで出番のなかった菅原が途中出場からチームの4点目を決めた。このシーンではチームメイトが駆け寄り歓喜の輪ができていた。
森保監督は「最終予選では選手起用にて大きな変更はなかなか実戦しなくて戦ってきた。インドネシア戦で出場機会がなかなかなかった選手を起用したのは、招集した選手が戦力だと伝えたいと思ったから。選手にとっては満足できないような出場時間だと思うが、まだまだチャンスがあると感じてほしい。質問とは違いますが、由勢の得点は普段見られない選手の努力をチームが分かっていて、結果を出してみんなで喜ぶ。非常に満足ですし、嬉しいシーンだった」と言及している。
さらに遠藤も「個人的にも出てていない選手の活躍は嬉しい。彼らが悔しい思いをしながら準備しているのを見てて、キャプテンとしても誇らしい。それぞれ個性は強いですけど。みんなチームのためにプレーする覚悟を持っている。もちろん11人だけではできない。インドネシア戦だけではなく、そうした選手たちの力は必要だしチームが強い要因。スタメンだろうがそれ以外だろうがチームのために戦える部分だと思う」と、語った。
(FOOTBALL ZONE編集部)