香川、岡崎が圧巻の揃い踏み弾! ハリルJがタイに2-0リードで前半を折り返す

本田から定位置奪った新鋭・久保は2アシストで躍動

 ハリルジャパンが鮮やかな2ゴールでリードして、前半を終えた。28日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選、本拠地タイ戦に臨んだ日本代表は、MF香川真司(ドルトムント)の先制ゴールとFW岡崎慎司(レスター)の追加点で、2-0とリードして前半を終えた。岡崎は代表通算50ゴールとなり、釜本邦茂氏、三浦知良(横浜FC)に続く日本代表歴代3人目となる大台に乗せた。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は仏1部メスで、リーグ戦出場0分のGK川島永嗣を2戦連続スタメン起用。MF今野泰幸(ガンバ大阪)が故障離脱したボランチにDF酒井高徳(ハンブルガーSV)を配置し、FW大迫勇也(ケルン)が離脱した1トップには岡崎が起用された。

 一進一退の立ち上がりから、日本はトップ下に入った“小さな魔法使い”がいきなり魅せた。前半8分、右サイドで3戦連続先発のFW久保裕也が縦に仕掛けて中央に低いボールを入れると、中央に入った香川が1トラップからシュートフェイントでタイDF2人を華麗に翻弄。DFをスライディングさせてから冷静にコースを見極めて右足でシュート。相手GKが一歩も動けない美技で、ハリルJは先制に成功した。

 

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