久保建英が2試合連続ベンチスタート「問題だ」 采配に現地紙疑問「議論もくだらない話も終わり」

ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダの久保建英【写真:Getty Images】

久保がオサスナ戦に後半頭から出場も、ソシエダは0-2で敗戦

 スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間10月27日のラ・リーガ第11節でオサスナと本拠地で対戦し、0−2で敗れた。日本代表MF久保建英は2試合連続のベンチスタート。途中出場で存在感を放ったレフティーについて、現地メディアは「彼は別格」とそのクオリティーを絶賛し、先発落ちについて疑問を呈していた。

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 前節ジローナ戦(1−0)で今季3勝目を挙げるなどここ4試合は負けなしだったソシエダだったが、前半23分に先制を許すと、同34分にも失点。前半のうちに2点のリードを奪われた。

 後半開始と同時に久保が投入され、攻撃は活性化。久保は開始1分でいきなりシュートを放つなど積極的にゴールを目指した。同13分にもカットインから左足でゴールを狙ったが、オサスナのGKセルヒオ・エレーラのファインセーブに防がれた。

 久保はほかにも正確なクロスやコーナーキックのキッカーとしてチャンスを演出したが、チームは最後までゴールを奪えず、0−2のままタイムアップを迎えた。ソシエダは5試合ぶりの黒星で勝点12のまま足踏み。11節を終えて、3勝3分5敗の12位となっている。
 
 現地紙「noticias de Gipuzkoa」は「日本代表の久保は後半開始15分で5回の得点機を生み出した。これで議論もくだらない話も終わりだ。必要な戦術を探る必要はあるが、攻撃力が不足しているチームで久保が2試合連続でベンチというのは問題だ」と久保の2試合連続ベンチスタートに疑問を呈し、「確かに個人プレーに走り、判断を謝ることもあるが、彼は別次元の選手だ」とその重要性を強調していた伝えていた。

 記事によれば、またも本拠地アノエタで敗れたソシエダは2024年に入ってからホームスタジアムではわずか4勝(21試合)しかしていないという。低迷するチームの中で久保にとっても歯がゆい状況が続いている。

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