ミラン監督とエースをつなぐ“レフティーの絆” アトレチコ移籍浮上も「僕らは幸せな関係にある」

「成長に必要なカードをすべて持っている」

「戦術的にも特に、僕はモンテッラに感謝をしなければいけないんだ。彼のサッカーへのアイデアは僕をものすごく成長させてくれている。僕が改めて素晴らしい選手になっていくために、必要なカードをすべて持っている感じだね。僕らは幸せな関係だと思うよ。チームが進んでいる道も、全てが正しいと感じられる。プレッシャーがあるのではないかとも聞かれるけど、ミランのような“ファースト・クラス”のチームなら当然のことだからね」

 スソはモンテッラ監督の指導で自身の実力を伸ばしていることを実感し、「成長に必要なカードをすべて持っている」と、名門ローマやイタリア代表で同じ左利きの名ストライカーとして活躍した指揮官に心酔している模様だ。モンテッラ監督も、スソを絶対的な存在として評価しているだけに、その絆は固いものであることが窺われる。

 現在は日本代表の活動でチームを離れている本田は、自身が「チーム(ミラン)で出られていないことが、ここ(日本代表)でも出られていない要因の一つ」と話しているが、所属のミランに戻っても今季はこの大きな信頼関係に結ばれた指揮官とウインガーの牙城を崩すのは難しそうな情勢だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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