欧州で2度の珍PK「プロでは滅多に見られない」 ドタバタ判定に海外驚き「奇妙だった」
ドイツ2部でそれぞれチームの選手が勘違いでハンドの反則
ドイツ2部リーグの一戦で「2度のドタバタPK」が起こり話題を呼んでいる。10月6日に行われた第6節マクデブルク対グロイター・フュルトの試合は2-2のドローに終わったが、珍しいハンドの反則がそれぞれPKにつながっておりドイツメディアでも当該シーンが取り上げられた。
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まずは前半15分、グロイター・フュルトGKナウエル・ノルがキャッチしたボールを味方へ手で転がして渡す。ところがこれをDFギデオン・ユングがキャッチしてしまい、主審がハンドの判定でマクデブルクにPKを与えた。このPKは一旦防がれたが、こぼれ球からマクデブルクが先制している。
またマクデブルク2点リードで迎えた前半42分には、MFジャン・ユゴネが自陣ペナルティーエリア手前で相手を止めるためスライディングタックル。エリア内に転がったボールをマクデブルクDFダニエル・ハーバーが手で拾い上げた。しかしこの場面でユゴネのプレーにファウルの判定はされておらず、ハーバーのハンドの反則が取られてしまう。このPKで1点を返したグロイター・フュルトは、その後同点弾も奪い2-2で試合は終了した。
ドイツ紙「キッカー」はこの試合について「2度のドタバタPKあり。対決はドローに終わる」と報道。特にPKへとつながった2つの場面については「この試合のハイライトは、プロサッカーでは滅多に見られない2本の奇妙なPKだった」と報じている。
またブンデスリーガ日本語版公式X(旧ツイッター)でも取り上げられており、話題がさらに国内外へと拡大。「何やってる?」「衝撃」「初めて見た」と驚きの声も上がるなど、稀なPKシーンとなっていた。
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