日本が久保の先制弾で1-0リードのまま後半へ UAEの攻撃にさらされるもGK川島がビッグセーブ

ハリル監督は川島と今野を抜擢、久保が代表3試合目で代表初ゴール

 ロシア・ワールドカップへ向けた勝負の一戦は、FW久保裕也の鮮やかな一撃で日本が1-0とリードして前半を終えた。

 現地時間23日、日本代表はワールドカップアジア最終予選の敵地UAE戦で、バヒド・ハリルホジッチ監督はGKに今季リーグ戦で1試合も出場していないメス所属の川島永嗣を抜擢。中盤ではMF今野泰幸を2015年3月31日のウズベキスタン戦以来となる代表のピッチに送り出した。前線ではACミランのFW本田圭佑が昨年11月のサウジアラビア戦に続くベンチスタートになった。

 一進一退の展開を動かしたのは、冬の移籍市場でベルギーのヘントに移籍してゴールを積み重ねる若武者だった。前半13分、右サイドの低い位置でDF酒井宏樹がボールを持つと、斜めのスルーパスに対して相手DFとの駆け引きで抜け出した。角度のない場所でも迷うことなく右足を一閃すると、相手GKのニアサイドを破る鮮やかな弾道でゴールに吸い込まれた。これが久保にとって代表3試合目での初ゴールになった。

 すると同20分、中盤の守備に出たDF森重真人が競り負けて数的不利になると、相手FWマブフートにラストパスが通り1対1になった。しかし、ここでこの試合でスタメン起用された川島が見事にストップ。ビッグセーブで同点にされる大ピンチを救った。

 その後は互いに激しい攻守の切り替えを見せたものの、決定機が生み出されるには至らず。日本の1点リードのままハーフタイムを迎え、勝負の後半戦に臨む。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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