かつての腹心の解任劇にモウリーニョ激怒 選手の造反劇を糾弾「誰がクビにしたのか知っている」

レアル時代の腹心だったカランカ監督がミドルスブラ解任

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、レアル・マドリード監督時代に腹心として信頼していたミドルスブラのアイトール・カランカ監督の解任劇に激怒。選手の造反劇によるクーデターと糾弾し、「誰がクビにしたのか知っている」と大暴れしている。地元紙「ミラー」が報じた。

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 かつてレアルのモウリーニョ政権でアシスタントコーチを務めたカランカ監督が成績不振を理由に解任された。チームは現在19位に沈むが、残留圏の17位クリスタル・パレスとの勝ち点差はわずか3。ミドルスブラ会長のスティーブ・ギブソン氏は「自らを犠牲にしてくれた」とスペイン人指揮官の解任問題について語ったが、モウリーニョ監督は実情を知っているようだ。

 選手の裏切りだと暴露したモウリーニョ監督は、現地時間19日の敵地ミドルスブラ戦を控えてレスターのクラウディオ・ラニエリ前監督の解任時にも「選手の裏切り報道」に激怒していた。

 「この一件では、私は(裏切り者の)名前を知っている。私は知っているんだよ」と記者にカランカ監督解任について質問をされると不敵に笑った。過激な発言で知られるモウリーニョ監督は内紛劇の真相を知っていると、対戦相手に警告を発している。

 

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