15歳でプロデビュー「J3の選手じゃない」 久保も認めた“逸材”が才能発揮「驚かされた」
松本山雅へ育成型期限付き移籍中の中村仁郎に注目
松本山雅FCは8月31日、J3リーグ第26節でFC岐阜と対戦し1-0で勝利した。スタメン出場した21歳のMF中村仁郎のキレのあるドリブルを目の当たりにしたファンからは「驚かされた」「J3の選手じゃない」と才能を絶賛する声が寄せられている。
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ガンバ大阪アカデミー育ちの中村は、育成型期限付き移籍で8月7日に松本山雅へ。15歳でプロデビューを果たし、G大阪人一筋だった若武者が初の移籍を決断した。ここまで3試合出場しているなか、岐阜との試合でも右サイドを掌握するドリブル技術を披露している。
試合は前半26分にロングスローから生まれたDF樋口大輝のゴールで先制。この1点を守り切った松本山雅が勝ち点3を手にした。一方キレのあるカットインからラストパス、クロスなどチャンスを作り出していた中村。SNS上では「テクニックやセンスが凄い」「驚かされた」「ヌルヌルドリブルやばかった」「J3の選手じゃない」「久保建英選手みたい」と大きな反響を呼んでいた。
中村は2023年7月に負傷離脱してから2度の手術を経て、同25日のスペイン1部レアル・ソシエダとのプレシーズンマッチで実戦復帰。その際プレーを見た日本代表MF久保建英が「これからがすごく楽しみだな、と。プレースタイルもすごく似ていると思う。個人的には注目しています」といった発言をして、当時大きな話題をさらった。
久保も認める才能は、順調に育ちつつある。J3でより自身の能力をレベルアップし、結果を残すことができるか。“逸材の卵”が所属する松本山雅は、次節9月7日にJ3リーグ首位の大宮アルディージャ戦を迎える。
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