かつての宿敵FWが天才レフティー中村俊輔を絶賛 クラブ歴代最高クラスの選手と今でもリスペクト

「常にナカムラが選ばれる」と断言

 ボイドは欧州クラブでの競争力を失っている現在のチームからベストイレブンに選出するに値するのは、中村もその才能を絶賛した19歳のスコットランド代表サイドバックのティアニーと、主将のMFブラウンのみだと語った。そして、日本が誇る天才レフティーについてはクラブ歴代最高クラスの選手の一人と高く評価をしている。

「たとえば、スコット・シンクレアとシュンスケ・ナカムラのどちらかを選べと言われても即決できる。常にナカムラが選ばれるだろう」

 スコット・シンクレアといえば、10代でチェルシーに青田買いされ、2012年のロンドン五輪にはイギリス代表の一員として出場した有望株。今季からセルティックに加入してリーグ戦24試合17得点と結果を残しているが、実績面でクラブのレジェンドとして認められている中村には遠く及ばないと指摘された。

 ファンからも“ナカ”の愛称で親しまれるファンタジスタは、ピッチ上でしのぎを削ったライバルから今もリスペクトされているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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