ベンゲル監督がサンチェスのチーム内での衝突を完全否定 「何も起きていない、何もだ」

リバプール戦の先発落ちの理由ではないと改めて主張

 チームメートとの衝突により、前節リバプール戦で先発落ちを言い渡されたとイングランドメディアに報じられているアーセナルのチリ代表MFアレクシス・サンチェスの問題について、アーセン・ベンゲル監督は「私は気付かなかった。何も起きていない、何もだ」と完全否定している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

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 サンチェスはアーセナルの不振と契約問題のこじれで不満分子と化していたが、1-3で敗れた4日のリバプール戦に向けた練習でチームメートと衝突したことで、今季限りでの退団が既定路線とされている。

 ベンゲル監督自身もサンチェスと衝突したと報じられているが、指揮官は記者会見で「私は気付かなかった。何も起きていない、何もだ」と完全否定。「リバプール戦後に私は説明した。試合でより多くの選択肢を持つために、あの形で行くことを決めた。そういうことだ。私が決断した唯一の理由だ」と語った。

 去就問題については、「アレクシス・サンチェスは契約が15カ月残されている。彼が残留するか、どうかはアーセナル次第だ。決めるのはそれ以外の何物でもない」と主張している。毎年恒例となっている終盤戦の失速で、指揮官の求心力低下も深刻化する一方のアーセナルだが、就任21シーズン目を戦うベンゲル監督は立て直すことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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