“泣きっ面に蜂”のバレンシア 敵地で0-3完敗後、特急列車に乗り遅れ330キロをバス移動

アトレチコ戦後に待ち受けた悲劇… クラブ側の強行スケジュールが原因か

 リーガ・エスパニョーラに所属するバレンシアは、現地時間5日に行われた第26節アトレチコ・マドリード戦に0-3の完敗を喫した。手も足も出ない敗戦に続いて、試合後にはチームの無理やりなスケジューリングが原因で、過酷な移動を強いられたという。スペイン紙「AS」が報じている。

メッシ、C・ロナウド、ポグバら世界最高峰のプレーをチェック! スポナビライブでプレミア&リーガ全試合ライブ配信中【PR

 アトレチコの本拠地ビセンテ・カルデロンに乗り込んだバレンシアは、前半10分にアトレチコのエースFWアントワーヌ・グリーズマンにあっさりと先制ゴールを許すと、後半にはFWケビン・ガメイロ、そしてグリーズマンにこの日2点目を許して試合を決定づけられた。

 バルサから今季加入したFWムニル・エルハダウィ、昨夏の欧州選手権のイタリア代表で“カエルダンスPK”で話題をさらったFWシモーネ・ザザら攻撃陣も不発に終わり無得点。攻守両面で精彩を欠いたバレンシアだったが、敵地での試合後には泣きっ面に蜂の状況が待っていた。

 ビセンテ・カルデロンからバレンシアまでの帰路は当初、スペインの特急列車である「AVE」に乗車予定だった。しかし電車の発車予定時刻は18時40分で、試合が終了したのは18時。マドリード市内とはいえ、わずか40分での移動はそもそも無理があったようで、予約していた電車に乗ることができなかったという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング