J2千葉に敗れて公式戦3連敗… 先制弾決めたFC東京MF松木が口にした改善点

FC東京の松木玖生【写真:河合拓】
FC東京の松木玖生【写真:河合拓】

「選手各々もわかっていると思うので、良い方向に進めていけるようにしたい」

 FC東京は10日、フクダ電子アリーナで行われた天皇杯3回戦で、ジェフユナイテッド千葉に延長戦の末に1-2で敗れた。この試合で先制ゴールを挙げたMF松木玖生だが、自身のゴールが勝利につながらずに「勝ちにつながるゴールにしたかった」と唇をかんだ。

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 前半をJ2の千葉に圧倒されたFC東京だが、ゴールだけは許さなかった。後半5分には、FWジャジャ・シルバからのパスを受けた松木が反転してDFをかわし、左足で先制ゴールを決めた。個のレベルの高さを見せたゴールシーンを「結構、相手の左センターバックの外国人選手が食いついてくると、試合の時から考えてわかっていたので、ワンタッチで良い感じに前を向けたのであとはゴールを決めるだけでした」と、振り返った。

 得点を動かす選手になることを常々、目標に掲げている松木は「試合の勝ちにつながるゴールにしたかったし、個人としてもまだ決められるチャンスが1、2本あったので、そういうところを決めていきたい」と、敗戦に笑顔はなかった。

 この敗戦で福岡戦(0-1)、柏戦(2-3)を含めてチームは公式戦3連敗となった。松木は「今はちょっと苦しい状況ですけど、しっかりとチームがブレないように、それぞれの方向にいかないように、自分たちキャプテン3人で協力しあいながら修正したい。それで1回、開幕戦からの悪い流れでも修正できたので、選手各々もわかっていると思うので、良い方向に進めていけるようにしたい」と、中2日で迎える新潟戦に向けて、チームを束ねていく考えを示した。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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