深夜の乱闘騒ぎで負傷した浅野&細貝の同僚MF シュツットガルトが契約解除を決定

2014年W杯優勝メンバーのグロスクロイツが“解雇”とドイツ紙報じる

 ドルトムント日本代表MF香川真司の親友でシュツットガルトの元ドイツ代表MFケビン・グロスクロイツが、ストリートファイトの代償により解雇された。クラブが公式ツイッターで契約解除を発表している。

 グロスクロイツは2月27日深夜に、U-17チーム所属の複数の選手とともにシュツットガルト市内で酔っ払った状態で乱闘に巻き込まれ、頭部や顔面を負傷。入院を余儀なくされていた。自身のSNSでボコボコに腫れ上がった顔面の写真を公開していたが、クラブ側は契約解除を決めたという。

 ハネス・ヴォルフ監督は「彼を見れば、もっと酷い状況になることもあり得たことは分かる。障害が残る状況にならなかったことは幸運だ。彼は誰かを殺したわけではないし、犯罪でもない。彼を批判しようとするなら、慎重にすべきだ」とGK以外の全ポジションをこなすベテランを擁護していたが、契約解除は止められなかった。

 グロスクロイツはヴィッセル神戸への移籍が決まったガラタサライFWルーカス・ポドルスキらとともに、ドイツ代表の一員として2014年ブラジル・ワールドカップ優勝に貢献。古巣ドルトムントでは、ユルゲン・クロップ政権下で主力として活躍し、10-11、11-12シーズンのリーグ連覇に貢献した。

 

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