トーレスが一時意識を失うアクシデント 病院に緊急搬送、クラブは脳に異常なしと発表

デポルティボ戦終盤の競り合いでピッチに頭から落ちる

 アトレチコ・マドリードの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが試合中の競り合いで頭を強く打ち、一時意識を失うショッキングな事態が起きた。

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 現地時間2日に行われたリーガ・エスパニョーラ第25節デポルティボ・ラ・コルーニャ戦で、トーレスは0-1で迎えた後半20分から途中出場。3分後にFWグリーズマンの同点ゴールで1-1となり追い上げムードが高まるなかで、同36分にアクシデントが起きた。ペナルティーエリア外の左サイドで浮き球をヘディングで競り合った際、トーレスの視野が及ばないところからMFベルガンティニョスが飛び込んでくると、空中でバランスを崩し、頭部からピッチに強く叩きつけられた。

 この衝突の衝撃は非常に大きく、ピッチ上に突っ伏したトーレスは意識を失い、両軍の選手が駆け寄って気道確保を行うほどの深刻な状況に。MFガビらアトレチコイレブンは大きく動揺し、闘将ディエゴ・シメオネ監督もテクニカルエリア上で相手の後方からの競り合いに対して怒りを露わにしていた。

 

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