日本のGKで欧州“玉突き移籍”? 鈴木彩艶→イタリアで後任に同世代の守護神浮上か「準備完了」
鈴木彩艶はクラブ史上最高額の17億円で伊1部パルマ加入が伝えられる
ベルギー1部シント=トロイデンの日本代表GK鈴木彩艶に、イタリア移籍が浮上しているなか、後任候補には同世代の守護神であるポルトガル1部ベンフィカGK小久保玲央ブライアンの名が挙がっている。現地メディア「HBvL」が報じた。
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2002年生まれの鈴木はガーナ人の父と日本人の母を持ち、米国生まれの日本育ち。浦和の下部組織から、16歳でプロ契約を結んだ。190センチ93キロの恵まれた体格と身体能力に定評がある。鈴木の去就について新シーズンよりイタリア1部へ昇格したパルマが関心を示しており、同メディアはDF冨安健洋がイタリア1部ボローニャへ移籍した際の900万ユーロ(15億6000万円)を超える「1000万ユーロ(約17億円)というクラブ史上最高額でイタリアのパルマに売却しようとしている」と伝えた。
シント=トロイデンの正GKとして活躍した鈴木の“後釜”としては同じパリ五輪世代のGK小久保玲央ブライアンが浮上したようだ。身長193センチの23歳はU-23アジアカップでPKを止めるなど優勝の立役者となった。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ。同メディアは「彼(鈴木)の後任も日本人タレント、小久保玲央がベンフィカから来ることになる」「代役の小久保も準備完了」と伝えた。
小久保は2023-24シーズン、セカンドチームを主戦場として2部リーグ16試合に出場した。日本人同士の“玉突き”移籍となるのか。次世代の守護神候補が下す決断に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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