戦術ミスでACL2連敗のFCソウル 5失点大敗に“浦和キラー”監督「自分の責任」

「グループの通過は難しくなったが…」

 現役時代にセレッソ大阪と柏レイソルでプレーしたファン・ソノン監督にとって、浦和はお得意様だった。Jリーグの歴史上で唯一となる韓国人得点王に輝いたC大阪時代の99年には、2試合で4ゴール。トータルでは浦和相手に4試合プレーし、3勝1敗で5ゴールを奪っている。それもあり、前日会見では「浦和戦には良い思い出がある」と不敵なコメントを残していたが、その思い出は悪夢に塗り替えられた。

 21日の上海上港(中国)戦も0-1で敗れていたため、FCソウルはこれで2連敗スタートになった。韓国を代表するストライカーとして活躍してきた指揮官は、「これによってグループの通過は難しくなったが、最後までベストを尽くす。サッカーはゴールを奪わなければいけない」と、攻撃陣の奮起を求めていた。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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