伊藤洋輝を「獲得できない」 英クラブ落胆を現地報道…51億円“支払い”「簡単な取引だった」
伊藤洋輝にバイエルン移籍が急浮上
ドイツ1部シュツットガルトに所属する日本代表DF伊藤洋輝のサプライズニュースが飛び込んできた。ドイツ紙「ビルト」のトビ・アルチェッフル記者が自身の公式X(旧ツイッター)で同国強豪バイエルン・ミュンヘンへの移籍を伝えると、各メディアが一斉に報道。ビッグディールに欧州が注目しているなか、関心を寄せていたイングランド1部トッテナムが「獲得することができない」と地元メディアが伝えている。
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11日に急展開した伊藤の去就。トビ・アルチェッフル記者の報道を受けて、移籍情報に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も「バイエルンは3000万ユーロ(約51億円)の契約解除金を発動することで、シュツットガルトの伊藤洋輝の獲得に近づいている! 選手側でも合意が最終段階」と“秒読み”だと指摘した。
現在25歳の伊藤は、2021年にジュビロ磐田からシュツットガルトへ渡り欧州挑戦。2023-24シーズンはブンデスリーガ躍進したチームを後方から支え、チームは無類の強さを誇ったレバークーゼンに続く2位で1年を終え、CL出場権も得た。伊藤はリーグ戦26試合に出場し2アシストをマーク。今夏の去就について本人は「CLもそうだし、ビッグクラブにいくこともそうだし、あとは、どこにチャレンジできるかところをしっかり見て、選んでいければ。もちろんプレミアにもこだわりはありますけど、とにかくネームバリューのあるクラブに行きたい」と大幅なステップアップを望んでいた。
そのなかで、今夏の獲得を目指していたとされるトッテナムは「獲得できない」と英メディア「INSIDE FUTBOL」が報道。「バイエルン・ミュンヘン、春のサプライズ、トッテナムがほしがるDF獲得目前」と見出しを打って「アンジェ・ポステコグルー監督は別のセンターバックを獲得すると見られているが、伊藤を獲得することはできないだろう。伊藤の契約には3000万ユーロの契約解除条項があり、バイエルンにとっては簡単な取引となった」と、落胆した模様だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)