グリーズマンがCLのシメオネ采配に疑問の表情 読唇術で発言判明「いやいや、彼が一番いいだろう!」

交代策にエースFWが首を傾げるも… CL16強でアトレチコはレバークーゼンに4-2勝利

 現地時間21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でアトレチコ・マドリードはレバークーゼンに4-2と勝利し、準々決勝進出に向けて大きなアドバンテージを手にした。その一方で、闘将ディエゴ・シメオネ監督の采配に対してエースFWアントワーヌ・グリーズマンが一瞬疑問を浮かべるような表情を見せたとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

 今シーズン序盤戦こそ少々出遅れた感のあったアトレチコだが、CL決勝トーナメントに向けてしっかりと仕上げてきた。前半17分にMFサウールが先制点を挙げると、その8分後にはグリーズマンが追加点。後半開始早々に1点を返されたものの、同14分に獲得したPKをガメイロが落ち着いて成功させて3点目を奪い、敵地でアウェーゴールを量産した。

 そのなかでグリーズマンが少々首を傾げたのは、オウンゴールで3-2と再び1点差に詰められた後半26分のことだった。この日2トップを組んだガメイロに対して、シメオネ監督はMFパルティとの交代を命じる。同紙はこの時のグリーズマンの表情を捉えていたテレビ映像から“読唇”。「いやいや、彼が一番いいだろう!」と口にしていたという。

 しかし試合は同41分、こちらも途中出場でピッチに立ったFWフェルナンド・トーレスが4点目を奪い、シメオネ采配が功を奏した。グリーズマンは試合後「監督はより良い選択肢を知っていた。ガメイロは僕らを多くの斜めの動きで助けてくれていた、でも4ゴール挙げたのだから、監督は正しいということだよ」と話したという。

 

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