金崎＆鈴木の“2トップ弾”で難敵を撃破

　一方、グループEの鹿島はホームに蔚山現代（韓国）を迎えてACL開幕戦を戦った。ゼロックス杯からスタメン6人を入れ替えて臨んだ一戦は、前半から一進一退の攻防を展開。前半32分には蔚山に決定的な場面を作られるものの、今季新加入の韓国代表GKクォン・スンテの好セーブで難を逃れた。

　後半もヒヤリとする場面を作られるものの、これを凌いだ鹿島は勝機を手繰り寄せる。同19分、CKからFW金崎夢生がヘディングシュートを叩き込み先制に成功。さらに同37分にはFW鈴木優磨が追加点を決めて勝負を決めた。

　グループEのもう1試合、ブリスベン・ロアーとムアントン・ユナイテッドの一戦はスコアレスドロー。グループFの浦和とともに鹿島も首位スタートと、悲願のACL初制覇へ最高の船出となった。第2節は28日、敵地でムアントン・ユナイテッドと対戦する。

　Jリーグ勢は22日に、グループGの川崎フロンターレが本拠地で水原三星（韓国）と激突。グループHのガンバ大阪は、敵地でアデレード・ユナイテッド（オーストラリア）と対戦する。この勢いに乗り、全4チームが白星発進を飾れるだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images