浦和にACL白星発進を呼び込んだ興梠 「なんとか先制したかった」信念の一撃で日本人最多15ゴールに更新

敵地WSW戦でチームに勢いを生む先制ゴールをマーク

 浦和レッズのFW興梠慎三は、21日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)開幕戦の敵地ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦で1ゴール1アシストの活躍。チームの4-0での大勝に大きく貢献し、自身の大会通算ゴール数もACL日本人最多記録を更新する15得点に伸ばした。

 前半から主導権を握りながら得点を奪えない展開に、最前線で構えるエースは「守備陣がゼロで抑えてくれていたので、なんとか先制したかった」と、虎視眈々とゴールを狙っていた。その想いが現実のものとなったのは、後半11分だった。

 少し下がった位置でDF森脇良太からのパスを受けたFW李忠成が前を向くと、ドリブルで相手を引きつけてラストパス。ワンタッチ目で相手の背後を取った興梠が一気に抜け出し、相手GKの動きを見極めて右足シュートを冷静に決めた。

 同14分に興梠は、MF青木拓矢からのパスを受けると李のゴールをアシスト。2ゴールに絡む活躍で試合の流れを大きく引き寄せると、チームはさらに2点を追加して4-0で勝利した。

 

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